ボクの中のキミが
「哲太、あれ…」
ハルヒトは窓の向こうを指差していた。
裏のプレハブ小屋だった。
勉強小屋と言っておくべきか、正直に探偵事務所なんて恥ずかしい事話しちゃうか。
でも僕は、こいつには話した方がいい気がした。
「あのプレハブ小屋だろ。恥ずかしい話なんだけど、元は勉強用に作ってもらったんだが、今は勝手に探偵事務所に変えてるんだ。」
「探偵事務所?!」
「あ、いや、そんな……。ただ、俺がミステリー好きでさ。毎晩、あそこでミステリー小説読んでる。」
ハルヒトは窓の向こうを指差していた。
裏のプレハブ小屋だった。
勉強小屋と言っておくべきか、正直に探偵事務所なんて恥ずかしい事話しちゃうか。
でも僕は、こいつには話した方がいい気がした。
「あのプレハブ小屋だろ。恥ずかしい話なんだけど、元は勉強用に作ってもらったんだが、今は勝手に探偵事務所に変えてるんだ。」
「探偵事務所?!」
「あ、いや、そんな……。ただ、俺がミステリー好きでさ。毎晩、あそこでミステリー小説読んでる。」