都市伝説~メリーさん
その後またすぐに通話はプツリときれた。
俺は直ぐ様カーテンを開き窓をあけて確認したが誰もいなかった。
ひとまず俺は安心した。
だけど額には大量の汗をかいていた。
(俺は信じないぞ…こんな事があるわけがない)
そう思ってもいたが自分の心臓がすごい音で鳴っていた。俺は胸をおさえ自分自身の精神を落ち着かせた。
時計は5時を回っている。
夕暮れのこの時間。
今日にかぎって空の色が不気味に感じた。
家のなかも静かだったが不思議な事に外もやけに静かに感じた。
それがまた余計に不気味に感じた。
健太はその場でしゃがみこんで頭をかかえた。