都市伝説~メリーさん


「いやだ……いやだああっ―」美千留は泣き叫んだ。

僕はそんな美千留に気が付いた。



目の前には泣きじゃくる美千留の姿がみえた。




「なんでぇ……なんで貴ちゃんがこんな事するの?



すると声がきこえた。


よく分からなかったが美千留の声ではなかった。


その時だった。目の前にいたのは美千留ではなくメリーがいたのだ。 

「うわああああああ!!!!!」



―ワタシワメリー………――――



いやだ、いやだ……殺される。メリーがこっちに近づいてくる。殺される……殺される。  


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