都市伝説~メリーさん
そして貴文は健太を指差した。
「ぎゃははははっメリーだぁぁぁぁぁーっっっ!!!メリーが来るぞぉぉぉ!!お前も殺されるぞぉ」
真っ赤な血が一面に広がってて真っ赤な血が健太の顔に噴きだしていた。
「お前がわるいんだよぉぉ…あの時おまえに逆らっていれば僕は……僕は……」
貴文は健太の胸ぐらを掴んだ。
ボソボソと呟きはじめた。
健太は突き放そうとしたが体が動かなかった抵抗できなかった。
「少年いました!」多くの警察官が駆け寄った。
それに気づいた貴文は更に暴れだそうとした。
―うわぁぁぁぁぁ!!!―と奇声をあげるパニック状態に陥った貴文はようやく取り押さえられた。
「君…大丈夫か?」健太は警官から声をかけられたが何も答えられなかった。今の状況が把握できずただ、その場から動くことも出来なかった。
ただこの言葉だけは耳に届いている。
「メリーがくるぞ」
健太はその言葉の意味を考えていた。
その後「新しいメリー伝説メリーさんの呪い」が忽ち話題になった。