爆裂総長!―夜呂死苦物語―
『あの…俺 今日 持ち合わせなくて…』


そう…文化祭のため お金は、昼飯代に使い果たしてしまっていたのだ…;

その言葉を聞いた瞬間 男の方は、顔の血管をピクピクさせてらっしゃって…


とても嫌な予感がしたんです。……


『にぃちゃん…あんまり俺の事なめんなよ!!』

次の瞬間 男の方が ギュッと拳を握ったのが 俺には、見えたんです!!


くる!!


俺は、おもむろに鞄で顔を隠しました




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