爆裂総長!―夜呂死苦物語―
「残念!ベランダ取り壊しなんかに 神様は、付き合わんわ!」


また 声に出したらしい。困ったもんだ


「それにしても…何の用?」


ちょっと嫌そうな顔をしたのがお気に召さなかったのか 俺の頬を摘みながら


「ちょっと 今日の事でね。」


今日の事? 速足で逃げたのが まだ気にいらないのか?
それか 駅の別れ際 隠れて笑みを浮かべたのがバレたのか?




どちらにしても 無傷では、済まないであろう…(泣)
観念して腹に力を入れて人間 サウンドバッグになるのを覚悟した…



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