LOVEレンタル
3
―次の日―
私は駅前のコンビニに行った。
新斗さんいるかな…♪
あっ…
いた…。
新斗さんは商品の品だしをしていた。
コンビニの制服も新斗さんが着たら特別な感じ…
「こ、こんにちは」
「あれ?香澄ちゃん」
――名前覚えてる…!
「今帰り?」
「はい…あの美佳さんは…?」
新斗さんは駐車場を指さした。
「美佳?美佳なら裏の駐車場にいるよ。
呼んでこようか?」
「いえ大丈夫です」
いつもは新斗さん目当てでコンビニに来てたのに
彼女の美佳さんに会うために来るなんて予想もしてなかったよ……。
どこの大学とか知らないし、会う手段としたら此処にしかないから――。