LOVEレンタル



―翌日―




私は学校帰り、いつもの駅を降りて帰宅しようとしていた。





だけど改札口には…



「美佳…さん?」








私の声に気付いた美佳さん…。




「ちょっといい…?」





いつもにも増して恐い目つき…。





だけどその目は今までのような私を見る目じゃなかった……。





恨み……?



違う…、





もっと別の何か…――。






空は茜色…




そして、すぐそこに暗闇が射していた。




< 36 / 50 >

この作品をシェア

pagetop