届かない片思い
そのあとも、3人で色んな話をしていた。
学校のことだとか、先生の悪口だとか。

そして、ふと時計を見るともうちょっとで7時になろうとしていた。

「あぁ~もうそろそろ帰る~?」

あたしが2人に聞いてみた。

「んだね!かえろっか!」


そして、公園を出て2、3分歩いたら
あたしが忘れ物したのに気が付いた。

「あっ!携帯おいてきた!ちょっと取りに行ってくるから先行ってていいよ!」

といって、携帯をとりに行こうと公園まで走って戻った。


そして公園に着いて、ふと横を見ると、
あたしの携帯をもっている男子とその友達がまださっきのベンチにいた。

そぅ。その男子は、さっきあたしに可愛いと言った男子だった。

「あっ・・・その携帯・・・あっ・・あたしの・・」

とあたしはとまどいながらもその男子に言った。
すると、あいつは、

「あぁ!取りに来ると思った♪はい!これね♪」

意外にもすんなりと返してくれたので安心した。

「こんどからはきいつけろよ♪」

「あっ・・うん・・ありがと」


そういって、あたしは先に行った2人に追いつこうと、ダッシュで2人を追いかけた。




そして・・この後にあたしがビックリする事があったのだった。
< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop