友達以上恋人未満

高校に入って、3ヶ月が過ぎたある、休みの日だった。

バイトもその日は休みでそこら辺をふらふら歩いてたら、見覚えのある姿を見つけた。


確かにそいつは、悠だった。


「…お前、悠だよな」

思わず、近づいて声をかけてしまっていた。

「…?…あぁ、って誰?」

「オイッ!ハァ…岳だよ」

やっと思い出したのか、顔は明るくなっていた。

単純で可愛いのも悠のいいとこだよな。

話していると、悠の友達の美遥チャンという子は帰っていった。

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