月の果て


そう、するしか───…




「"魔物"?」


シルベリアは、瞳を見開いた。




「誰が?」

シルベリアは、きょとんとしてキルトに聞き返した。




「俺..です」



とキルトが答えた瞬間、




あっはっはっと城中にシルベリアの笑い声が響き渡った。





キルトは、驚いてただただシルベリアを見つめるだけだった。
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