月の果て


「大変です……っ!!ドスラクト教が…反乱を起こしてきましたっ」


それは、

息を切らせている門番の姿だった──…。




「ドスラクト教…?」


ソフィは、目を丸めた。



……反乱って、一体どうして──…?






「何もこんな時に……、」


キルトは、

めんどくさそうに溜め息をついた。




そんな2人をよそにシルベリアは、

立ち上がり



「式は、一時中断。闘える者は武器を手に持て」


と仕切り始めた。
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