何処にでもあるラブストーリー

新しいタオルを使うことの小さい喜びと、このタオルを週末には洗濯しなくてはならないという煩わしさを同時に共有する。　

本気で意識を覚醒しようと思えば、僕は数分で覚醒できる。　しかし、この時間は、まだ、ぼんやりしていたいという欲求が必ず優勢になるので、そんなことはしない。　

出来れば、二度寝したいという欲望を実行しないだけ、立派なものだ。
僕は、この朝、食パンを2枚焼く、1枚にはマヨネーズとケチャップをかけ、オニオンスライスを乗せてから、黒胡椒を少し振ってから焼き、もう1枚は、焼きあがった後、マーガリンだけを塗る。　

本当は、マーガリンではなく、時間を掛けてバターを塗って食べたいところだが、