何処にでもあるラブストーリー
「別に泣いては、ないっすよ!」恥ずかしくなりながら、僕は答えた。

「そうか、まあ人事が本決まりになったら、東京に行くのはお前だ。 これ以上、考えるのがめんどくさいしな」

「なんすかそれ!」

状況を把握はできた。 僕はここ新潟支店から、東京本社に異動になるんだ。

僕の会社は、親元のに大手ビールメーカーを持つ、飲料水を製造販売する会社だった。 大手量販店や、コンビニエンスのベンダー、百貨店などに商品を卸している。
すごいラッキーだった。

東京で働くなんて超かっこいいし、最も重要な事は、僕の彼女が東京の新宿で働いていて現在僕らは長距離恋愛中だった。 
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