四葉のクローバー
「なんだよ!」


「翔平ってこんな感じで
    笑うんだなって。」


「笑うのは当たり前。
  ほら、学校行くぞー!」
 と走り出した。


「「「翔平早ッ!!」」」
とハモってしまった。

笑いながら翔平を追い掛けた。


俺はいろんなことを
思いながら走った。


今日は良い日だよなー。
この仲間に出会えたことが
なによりも嬉しいことだ。


俺は自分から話し掛けることが
出来なくて宏輝が話し掛けて
くれたのが嬉しかった。


過去なんて忘れちゃえばいいんだ。
こいつらといると
きっと過去のことも忘れられる。



俺はそう思った。




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