【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「み、美和?怒った?」


た、タイム!!


今話しかけてこないで〜!!




「美和真っ赤…」


「うるさい〜」


涙目で真っ赤のまま睨み付けた。


迫力なんてきっとないけど。


何もしないよりマシかと思ったの。




「あ〜…もう無理。俺待てねぇわ」




唇と唇がまた重なった。


あたしの唇は簡単に覆われてしまったの。




何度も角度を変えて重なる唇。




熱い吐息が漏れる。




触れるだけのキスなのに……。




「……んっ…」


そろそろ息が苦しいよ。




それでも自分から離れるという選択肢が、頭にはなかったんだ…。
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