【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「美和?やめろって……」


「あはは♪何で?今の隼人かわいいんだもん」




ガバッ




「前も言ったよな?美和の方がかわいいって」


一瞬の間にあたしの背中はベットになっていた。


そして目の前には……赤い顔した隼人。




「え…ちょ、隼人!?」


真剣な隼人の目を前に、身動きが取れない。


「俺、自分でバカだと思うぐらい……美和のことが好きなんだけど」


あたしたちの顔と顔の間は、隼人の肘から肩までの距離しかない。


つまりあたしは簡単に、押し倒されてしまってた。
< 70 / 124 >

この作品をシェア

pagetop