【中】100%de Aishitai, Aisaretai.




次の日の学校は、あたしと隼人の噂で溢れていた。


けど、肝心の隼人がまだきてない。


「美和、おはよー♪」


「おはようって…もうお昼だよ?」


「小さいこと気にしちゃ、大人になれないよー♪」


今日も自由人な麗華。




「あれ?隼人は?」


「……さぁ?」


「ん?何かあったの?」


ニッと笑った麗華を見て、気が付いた。


「麗華…ホントは知ってるんでしょ?」


「あれ?バレた?」


やっぱり…。


「で?隼人は?」


「あのバカ、そろそろくるんじゃない?」




ガラガラッ


「はぁ…はぁ…っ」


「あ、きた♪」
< 74 / 124 >

この作品をシェア

pagetop