【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
次の日の学校は、あたしと隼人の噂で溢れていた。
けど、肝心の隼人がまだきてない。
「美和、おはよー♪」
「おはようって…もうお昼だよ?」
「小さいこと気にしちゃ、大人になれないよー♪」
今日も自由人な麗華。
「あれ?隼人は?」
「……さぁ?」
「ん?何かあったの?」
ニッと笑った麗華を見て、気が付いた。
「麗華…ホントは知ってるんでしょ?」
「あれ?バレた?」
やっぱり…。
「で?隼人は?」
「あのバカ、そろそろくるんじゃない?」
ガラガラッ
「はぁ…はぁ…っ」
「あ、きた♪」