【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「……おー」


少し照れた隼人を見て、麗華が一言。


「あはは♪気持ち悪ーい」


「うっせぇよ」


そして、さっきまで静かだった周りの生徒が急に騒がしくなった。




「ケンカしてたのか?」


「てか、やっぱり二人は付き合ってるんだ〜」


「一条くんかわいいっ」


そんな様子を見て、隼人が言った。


「そっか、今昼休みか」


「そうよ、隼人くるの遅すぎ」


「……だったら調度いい。美和、話がある」


そう言って歩き始めた隼人。


「ちょっ…隼人!?」


あたしはとりあえず追いかけた。


話って何?
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