【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「♪♪♪♪」


「チッ…こんなときに」


突然鳴った携帯に文句を言いながらも、通話ボタンを押す隼人。


「はい」


お?意外と普通に電話に出てびっくり。

隼人なら『あ?俺だけど』とかうざそうに言いそうだし。


「あぁ…はい。その件は……」


敬語…?

隼人が敬語!?


「あ、いえ…僕が直接行きます」


ぼぼぼ僕〜!?

めちゃめちゃかしこまってるし。

電話の相手誰?


てゆーか、なんか…いつもと違って真面目で……

カッコよく見えたりして…。


ギャップありすぎっ!!


「はい、ではよろしくお願いします」


ピッと電話を切った。
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