【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「で?美和、俺に惚れてんの?」


拍子抜けするぐらい、一瞬でいつもの隼人に戻った。


「で、電話誰から?」


当然、気になるのはそこ。


「あ?ヤキモチ?」


「違う!!隼人の態度が違ったから…」


どんだけすごい人と話してるのかと!!

まさか総理とか!?

あたしの中で隼人の敬語は、それぐらい衝撃的だったの。




「あー…今のは仕事の話だったからな」


「仕事?……ま、まさか!!ホストとか!?」


「は?」


隼人なら年齢ごまかせそうだし!!


「ぶっ…ははは!!お前バカ?」


大笑いする隼人。

笑われるのはムカつくけど…けど……


「じゃあ何なのよっ」


「気になる?んじゃあ、美和ん家に今日は行こうぜ」


……は?
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