【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「おばあちゃん!!」


「ちょっとお買い物してきたのよ。美和のお客様?」


「こんにちは、一条隼人って言います。あの縁側とかすごいっすね」


普通におばあちゃんと話す隼人。

しかも…縁側!?


「うふふ。この家はあたしの主人…美和のおじいちゃんが建てたのよ。さぁさ、中へ入って」


「お邪魔します」


「若いのに興味を持ってくれてうれしいわ、今お茶を持ってくるから」


笑顔で奥へと消えたおばあちゃん。




「隼人?」


「ん?」


「アンタ二重人格?」


「は?俺はいつだって爽やかだろ?」


コイツ…俺様を使い分けてる!!

性格悪っ!!


「でも美和と違って、かわいらしいおばあちゃんだな」


「あたしと違っては余計!!でも、本当にかわいいおばあちゃんよ♪」


「何、美和おばあちゃんっ子?」
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