【中】100%de Aishitai, Aisaretai.
「まぁね♪ちっちゃいときはずっと一緒にいたし、今でも一番の相談相手はおばあちゃんだもん」


「へぇ…意外だな」


クスッと笑う隼人。


ドキッ


今日の隼人は…よく笑う気がする?




「さぁどうぞー」


おばあちゃんがお茶を持って戻ってきた。


「すみません、いただきます」


コイツ…やっぱ家が超お金持ちなだけあって、礼儀は完璧…。

そして当然、人格変わるし。


「どうぞどうぞ。あ、お菓子も持ってくればよかったわね」


そう言って、立ち上がろうとするおばあちゃん。


「あ、あたしが行く」


そんなのわざわざ、おばあちゃんが行かなくてもいいし。

あたしにできることぐらい、あたしがするよ。


「ありがとう、棚の2番目ぐらいにあると思うんだけど…」


2番目、2番目…と。
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