私の彼氏は総長さん
「ほらっ。来いよ。」
左の親指をたて後ろに乗れと合図している。
下を向いているため前髪の間から目を動かしなんとか見えた。
その合図ですかさずに後部座席に乗りこみ左の人差し指をたて出発の合図をだした。
それとほぼ同時に車は、発進された。
もー恥ずかしいよ。あたしあんな大人数に見られてたなんて知らなかったよ。
穴があったら入りたいとはまさにこのことだ。
もーう恥ずかしすぎ。もう、寝るから。ふて寝しよ。欄真そして全国の生物さんおやすみなさい。
おやすみを心の中で言った10秒後、睡魔が襲い瞼を静かにおろした。