私の彼氏は総長さん



まるでこっちに来いと言っているかのように。



あたしを助けてくれるのではないかと思いその光の道を走った。



あと少し。



あと少し。



あたしを助け出してくれる。



そしてあたしはその光の中に飛びこんだ。



その中にはぼんやりと人の影らしきものがみえ、あと少しでその影の正体が分かるところまできていたが、あたしの意識はそこで途切れてしまった。




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