変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜
今日の夕方から会って
明日 24日の午前0時を
一緒に迎えるのだ。

ドキドキしながら
ゆうじさんが
迎えに来てくれるのを
待っていた。


PM4時

ゆうじさんが来た…!


ゆうじさんの車に乗り
ドライブがてら ブラブラ走り
会話を楽しんだ。

二時間ぐらい走り
けっこう遠くの町まで
やってきた。

目的地に着いたのか
駐車場に車を停め
少し歩いた。

−目の前には
素敵なレストランがある。


「6時に予約してあるんだ」と
いつもながらに
大人の表情を見せる
ゆうじさん…。

本当に いつ見ても
かっこいいな…

「さ、入ろう」と言われたが…


すごく お洒落で
高級感溢れる
レストランを目の前にし
《私みたいなガキが
入っても いーのかな…》と
躊躇する自分がいた。

その時
ゆうじさんが そっと優しく
私の背中を押してくれた。

中に入ってみると
外見とは裏腹に
なかなかアットホームな感じで
ちょっと 安心した。

レストランで食事を終え
車に乗った。

時刻はPM7時半

ゆうじさんは
行き先も告げずに走り出した…
< 55 / 217 >

この作品をシェア

pagetop