変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜

ゆうじさん…

私って 女として
まだまだダメって事…?

全然 魅力ないかな…?

キスだって
Hだって

人並みには
経験してるけど……

本当に愛する人と
結ばれた事はなかった…


そんな事は
私には未知の世界だった…


どっちかって言うと
Hなんて好きじゃないし
しなくて良いものなら
したくなかった。

今までは・・・


けど、初めて

自分から
《抱かれたい》…って
思ってる。

ゆうじさん…

やっぱり
私から誘わないと
ダメなの…?


…もし誘って…

断られたら……


ショックだろうなぁー・・・


女としての自信…
なくすだろうなぁー・・・


そんな事を
ひたすら考えているうちに
ゆうじさんは
お風呂をあがってしまった。


「エリちゃん
まだ起きてたの?
大丈夫?
先に寝てても
良かったんだよ?」と

ゆうじさんは
無神経に
優しい言葉を
かけてくれた・・・


けど…

その優しい言葉が
私を悲しくさせた・・・
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