恋乃仕方
毎日当然のように

ギリっギリに教室に滑り込む



「おあょ〜」

「おはよ。恵子。
ってか恵子、もーちょっと早く来なよ?」

「んぇ〜、無理だよ。」

「何でも無理無理って。
だから、恵子可愛いのにかれ…「彼氏の話はもー良いの〜。」

「もー。」



友達の
北野 麻紀
キタノ マキ
また良い友達なのさ!
見た目だけでなく中味も可愛いのよね〜
この子の未来の旦那は幸せだわ。うん。←誰




そんなこんなでいつもと変わらない日が始まる







はずだった




「げ!ちょっと恵子!」

「何〜、麻紀ちゃん珍しく忘れ物でもしたの〜?」

「そうじゃなくて、靴下!」

「麻紀ちゃん、あたしは靴下の穴ぐらいじゃめげないわよ〜」

「もー恵子、そんな呑気なものじゃないのよ〜」

「ん、どれどれ?
何だ、麻紀ちゃんの靴下普段と変わらないじゃない」

「あたしのじゃなくて、恵子の!」

「ん?あたし?」














「げー!!!」
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