恋乃仕方
「そういえば、花ちゃんって彼氏いるんだっけ?」
「確かに、花香の恋ばなきいたことないわね!」
「えぇ〜私の話なんかつまんないよ〜!?」
「つまらないかどうかはあたしたちが決めるわ!ね?恵子?」
「うんうん。花ちゃんの恋ばな聞きたい!」
よしよし、なんとか話を花ちゃんにずらせたぞ
あたしはそんなことを考えながら、
花ちゃんの恋ばなに耳を傾けることにした。
「私にはね…幼馴染のケンくんて人がいるの…。
昔、同じマンションの隣に住んでて
小学生の頃からの一緒に遊んでて、
親同士もとっても仲良くて
いっつも何をするにも一緒だったの。
だけど、私の家族が隣町に引っ越しちゃって、
中学校は別々になっちゃったんだ。
そのまま別々の高校に進学したんだけど…
だけど、時々家族どうしでごはん食べたりしてるんだ。
私ね、小さいころからケンくんのことが好きなんだけど、
ケンくんには彼女さんがいるんだ。
でも私たち幼馴染でしょ?
だから、たまに道端で会ったらしゃべりこんだりしちゃって
だけど、彼女さんは私みたいな存在を
よく思わないでしょ?
この前、知らないアドレスからメールがきて
それはケンくんの彼女さんからって分ったんだけど、
『もうケンくんには近づかないでください』
『ケンくんの彼女は私です。
幼馴染だからって邪魔しないでください』
って。
私好きって思っちゃいけないのかな?
でも、ケンくんを好きな気持は負けないと思うし、
そんな簡単に諦められないの。
だから私もう、ずーっと片思いしてるんだよ?
おかしいでしょ?」
「確かに、花香の恋ばなきいたことないわね!」
「えぇ〜私の話なんかつまんないよ〜!?」
「つまらないかどうかはあたしたちが決めるわ!ね?恵子?」
「うんうん。花ちゃんの恋ばな聞きたい!」
よしよし、なんとか話を花ちゃんにずらせたぞ
あたしはそんなことを考えながら、
花ちゃんの恋ばなに耳を傾けることにした。
「私にはね…幼馴染のケンくんて人がいるの…。
昔、同じマンションの隣に住んでて
小学生の頃からの一緒に遊んでて、
親同士もとっても仲良くて
いっつも何をするにも一緒だったの。
だけど、私の家族が隣町に引っ越しちゃって、
中学校は別々になっちゃったんだ。
そのまま別々の高校に進学したんだけど…
だけど、時々家族どうしでごはん食べたりしてるんだ。
私ね、小さいころからケンくんのことが好きなんだけど、
ケンくんには彼女さんがいるんだ。
でも私たち幼馴染でしょ?
だから、たまに道端で会ったらしゃべりこんだりしちゃって
だけど、彼女さんは私みたいな存在を
よく思わないでしょ?
この前、知らないアドレスからメールがきて
それはケンくんの彼女さんからって分ったんだけど、
『もうケンくんには近づかないでください』
『ケンくんの彼女は私です。
幼馴染だからって邪魔しないでください』
って。
私好きって思っちゃいけないのかな?
でも、ケンくんを好きな気持は負けないと思うし、
そんな簡単に諦められないの。
だから私もう、ずーっと片思いしてるんだよ?
おかしいでしょ?」