恋乃仕方
「ちょっと良い?」

「うん、い…「何何?青山君!?」」

「俺、飯ごう炊飯の班長になったから。
それで女子からも1人副班長を出してもらおうと思って。」

「あ!あたしやり…「あたしやるよ!!!!」」

「え?麻紀ちゃん!?!?さっき遠足はめ…「あたし遠足楽しみにしてて、めっちゃやる気なんだ!!!だから、青山君をサポートしたい!!!!」

「ありがとう。進んで立候補とかマジ助かる!!じゃぁ、北野さんよろしく!!!」

「うん、よろしくね!!!」



そう話すと、青山君は先生の所に報告に行ってしまった。



「麻紀ちゃん、すっごい積極的だね!」

「うん、なんか恵ちゃんが副班長するかと思ってたから、麻紀ちゃんが立候補してびっくりしちゃったよ!!」

「当り前よ!!恋する女は強いのよ!!!恵子もあたしを見習って、好きな人にはガンガンアタックするのよ!!!」

「う…うん、参考にしとくよ…」

「キャー☆遠足超楽しみ♪」






麻紀ちゃん…すっごく積極的だな…

遠足あんなに面倒くさそうだったのに…

これが恋の力なのかな(?)

だって、さっきと打って変って、麻紀ちゃんすっごいやる気になってるし。

あたし、遠足楽しみにしてたから、副班長とかやりたかったのにな…

ううん、あたしは麻紀ちゃんを応援するって決めたんだ!!

それくらい、我慢できなきゃね!!!

あたしは、心の中で少しだけ青山君のことが好きでいれれば良いんだ…

それに、遠足は楽しみだし♪

さっそくお菓子買いにでも行こうかなー♪
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