後ろの席の君
そんなココロちゃんは,焦げ茶色のさらさらなセミロングに,ナチュラルメイクの大人しいこだな…って思った。   『キーンコーンカーンコーン』
「はーい席着け--」
先生が呼び掛けた。

やっぱり緊張した----!!そう思っていると…『コツン』
ん?何だろう…

それは後ろの席からあたしに手紙がきた。

男の子だぁ…
あたしがそう思っていると,
『ニコッ』
と笑った……。


手紙の中身は,
『俺,五十嵐京(イガラシケイ)。よろしくな。あんたは?』
何だよ急に!!
『あたしは,宮崎ハルって言うの。よろしく・・・。
でもなんで急にあたしに手紙くれたの?』
不思議・・・なんだか初めて会った気がしない・・・・気のせいなのかな・・・。
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