後ろの席の君
帰りたくない・・・。
 このまま2人だけでずっと居たいよ・・・・・・京・・・・・・。





「今年の花火大会はこれにて終了致します。」
アナウンスも終わり、次々と屋台の数が減っていく。
「終わっちゃったなぁ・・・・・・。花火」
「うん・・・・・・。でもずっと京といたい。あたし」
自分の顔がどんどん赤くなっていったのがわかった。
恥かしくて俯いていると・・・
「ハルもたまには可愛い事言うんだな!!!!」
ニッっと笑ったシワクチャな京の笑顔。








そんな顔されたらあたしもっと真っ赤になっちゃうよ・・・・・・。




「あ あっちの浜辺で少し話さない?」
急に話を変えるとムッと顔を膨らませて
「話変えんなよぉ・・・・・・」
といって笑った。




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