キミに恋をしてはイケない
その表情が一気に
冷ややかな表情に変わる……
「知らっ…んっ…」
突然彼が私の唇を塞いだ…
「藤堂 直樹と一緒にいたのは何で??」
「えっ??」
藤堂 直樹???
「とぼけるなっ!!お前を保健室に運んだやつの名前だよ??」
「誰??」
もしかして
さっき 屋上で会った人こと??
「ちっ…お前 あいつのこと知らないのか…」
さっきまで
怖かった 恭平の顔が一気に穏やかな
表情に変ってた…
「あいつが 優姫菜を運んでだからてっきり 優姫菜に手を出したと思って…」
彼は 私の頬に優しくキスをする