雲の上の存在
〜♪
玲奈の部屋に青山テルマの【そばにいるね】が鳴り響く。
(メールだ…誰からだろう。)
受信:田崎拓
――――――――
生きてるかぁ?笑
高也の件、OKだった(^O^)
高也くんのアドレスも記載されていた。
(拓ありがとー。)
あたしは適当に拓に返事を返して、春に高也くんのアドレスを送った。
気がついたら朝だった。
(寝てた…)
「今日の仕事、夜からじゃん!」
あたしは学校に一週間ぶりに行くことにした。
『あ、玲奈だ!』
「春〜♪」
『昨日は、高也くんのアドありがとね!あれから高也くんとずっとメールしてたんだ〜っ』
春の目がキラキラしている。
「(笑)良かったねぇ。」
『玲奈のおかげだよっ!それでさ、今日の昼休みにサッカーするから見においでって言われたの!付き添ってくんない!?』
あたしはすることなかったらから、
昼食は席の近い子と適当に済ませて
春に付き添うことにした。
あたしたちがグラウンドに行ったら
もう試合は始まっていた。