雲の上の存在
―――……
サンライズの楽屋。
「たっちゃん〜…」
『なん〜…?』
「あたし、翔ちゃんが好きかもしんない〜…」
『ふ〜ん……って、は!?!?』
「好きかもしんない〜…」
『わ、分かった、分かったからっ!落ち着けって!!』
「たっちゃんが落ち着けよ〜…」
『……ほやけど、22歳と13歳で?玲奈はそうでも、あっちは恋愛対象外やないん?』
「そーよ!そこで恋多きたっちゃんに協力してもらおうと思って相談してるんだYO☆」
『…なんそれ、YO☆ってほんま気持ち悪いがあっ!』
「まあ、よろしく!じゃああたしは今から仕事だから〜☆」
バタン。
『……へぇ〜…あの小さかった玲奈がね〜…。へぇ〜(笑)』