乙女改造計画
機械ちゃん

「それでは、今日の委員会はこれで終了します。」



私がそう言うとザワつきはじめる教室内。

こっちをチラチラと見ながら話す内容はまるで私に聞こえるようにわざと言っているかのよう。



『なんていうかさ・・・テキストに書いたような委員会だよな、毎回。』


『ホントー。怖くて雑談もできないよぉ~。』


『あいつ機械みたいに正確すぎるよなー。』



・・・思いっきり聞こえてるんですけど。

私はただ委員長をまっとうしてるだけなのに。



『てかさ、今どき眼鏡にみつあみとかなくないっ!?』



そう、私は小さいころからずっと目が悪くて眼鏡をかけてる。

さらにみつあみという、自分で言うのもあれだけど、“真面目”な外見。
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