いつかの今日は
しばらく缶を見つめて
今日のコトを思い出していた。
もう一回あの人に会えないかな?
神様お願いします。

プシュっと音を立てて
缶ジュースを開けた。
感情をおさえきれず
ニコニコしながら
口をつけた

そのとき
「おいしそーに飲んでくれるねぇ」

隣を見ると
バスの彼がいた。

ブハッー
私の口から勢いよく飛び出したジュースさんをそのまま寝ている楓の顔面に浴びせた。

「え!何?何?」
と慌てる楓。

私は目を疑い
こすってから
もう一度隣を見た。

またあのときの
ん?みたいな顔をされた
間違いなく彼だ。
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