いつかの今日は
「じゃぁさぁ…」
楓が新たな質問をしようとしたときだった。

「何ふたりで話してるのよ〜私だけはみご?」

缶ジュースを5、6本抱え、綾姉が戻ってきた。

「ちょっ、聞いてよー和茶がね〜」と今はなした話を楽しそうに綾姉に話しはじめる。

私はそれを照れながら聞いていた。
< 32 / 92 >

この作品をシェア

pagetop