いつかの今日は
その発言に二人のスイッチがオンになった音が聞こえた。

「隊長、だめよ、みんなでたどり着こうよ?」

「そうよ!かえ……ミキサーの言うとおり!隊長、私たちだけ先に行くなんてできない」


二人が組んでいる。
やられた。

「いいのよ、私のことは」

「だめ!さぁ、行きましょ」
ミキサーとアンジェラが
私の腕を掴んだ。

「さぁさぁさぁ」

いや〜私のベンチが〜
遠ざかっていく。
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