いつかの今日は

缶ジュース

ゴツッ

「いつぁ〜」

眠ってた私は
バスの揺れにより
前のめりで
前の席についている
手すりで頭を打った。

私としたことが
油断してたわ!
バスの中には危険がたくさんあるのよ。
なんて勝手な考えをまた巡らしながら頭をさすった。

横を見ると彼は
まだ眠ってた。

バスがまたもや
大きな揺れた


ドンッ

大きな音とともに
さっきのギャルの
声が聞こえた。


「なんなんだよ〜超いてぇし最悪〜」

どうやら尻餅をついたらしい。

いいきみよ、バス内では
マナー守れ!ケバコ。

視線を戻すとまだ彼は目を開けない。
ずっと見ているのに
視線感じないのかな?


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