いつかの今日は
被害者?Rさんの証言

俺が見たのは
綾さんと楓さんが
やられてるのを
笑いながら見てました。
窓の鍵を閉めた後に
楓さんに毛布を与えて
綾さんに布団をかけて
あげている和茶が
かわいくて見とれていた

その時に
「あっ!」
俺を見てニヤっとしたのを
見逃したかった……

「流斗〜」
ものすごくご機嫌だ

「な、なに?」

「あのー」
次のことばが出てこないのか…あのーを連呼している

「なに?」
俺がもう一度聞いくと

「今日、バスの中でも流斗の隣すわってよかった。」

「え?」
あまりに今まで起きていたことから俺も懺悔させられるのかと思って覚悟していたが
彼女から出た言葉は俺にとっては嬉しい一言。

「え?って…ばかばかばかばかばかばかばか」

そう思っていたのもつかの間でまた彼女は兵器と化したのです。
< 89 / 92 >

この作品をシェア

pagetop