kiss・kiss・kiss


「陵…。どうしたの??」


陵は申し訳なさそうな顔をして口を開いた。


『ごめん。』


えっ…??何がごめんなの…。

もしかしてー…。


「別れたいの…??」


『ちっ違う!!!!』


陵は焦りながら否定した。


『玲菜…今から言うこと聞いてくれ。信じられないならそれでいいから…。とにかく聞いてくれ…。』


「信じるよ。だから、ちゃんと話して」


陵は一瞬笑みを浮かべまた、深刻な顔をした。そして、ゆっくりと話し始めた。



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