kiss・kiss・kiss
ーーー次の日ーーー
「玲菜ー♪おはよ♪」
あたしの横に来て薫が笑顔で言った。
「おはよ♪薫の好きな人って、陵だったんだねっ♪それに、陵にkissまでして、よくも友達になろうなんて言えたわね。」
あたしは睨みながら薫に向かって言った。
あたしの横では、陵は寝ていて、奏多くんはあちゃーって、顔をして杏奈ちゃんはやっぱりねっと言わんばかりに薫を睨んでいる。
「へぇ〜陵から聞いたんだ。陵も正直に言ったんだね♪そーだよ、あたし陵のこと好きだよ♪絶対負けないからね♪玲菜」
と陵を一度見てニヤリと笑いながら、教室を出ていった。
「ちょ…ちょっと玲菜どーいうこと??」
杏奈ちゃんが、心配そーな顔で聞いてきた。
あたしは、杏奈ちゃんにすべてを話した。杏奈ちゃんは、相づちを打ちながらも黙って最後まで聞いてくれた。
奏多くんは、心配そうな顔で隣に座って聞いている。
話終わった後杏奈ちゃんが
「そっか、やっぱりあの女!!玲菜、あたし達手貸すよ!!!ねっ奏多」
『ああ』
奏多くんと杏奈ちゃんの気持ちはすごく嬉しい。でも、
「杏奈ちゃん、奏多くんありがとう…でも、これはあたしと陵と薫の問題だから、あたしが薫と片を付ける!!!」
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