kiss・kiss・kiss


ガチャッ


『ぽにょちゃ〜ん』


「お部屋を間違えたんじゃないんですか??」


冷たくあしらいながら玄関から出そうとする。


『あぁ、ジョーク02☆』


「あんたは人の名前もまともに呼べんがかえ?!!」


睨みながら玄関の扉を閉めようとした


ガバッ


んっ!!!!!!?


「ちょ…なにすんのよ!!!ちょ…っちょっとおろして…キャッー…ッ」


陵は、あたしを抱えベッドに倒した。そして、荒々しく唇を奪うと激しく舌を絡ませてきた。


「ん…あぅ…ふぇ…」


いっこうに止める気配がない陵。漏れる声…。




ー三分後ー


やっと唇を解放されたあたし。


本気で焦ったあ〜。びっくりした…。ってか、長かったなあ。


『玲菜、俺に対してあんたとはいい度胸だな。』


はい? あぁ…この人あたしがあんたって、言ったから激しく荒々しかったのねー…。

なんかいい加減陵の取り扱い説明書がほしい。



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