kiss・kiss・kiss
第八章 二人目の母


「『あけましておめでとう!!!』」


新年あけましたよー!!!

今日は、陵ンちにお邪魔中。


「玲菜ちゃ〜ん、あの時は、ごめんね。あたしったら、勘違いしちゃって」


「おば様、全然いいですよ。誤解も解けましたし、」


おば様は、あの時のことずっと気にしてたみたいで申し訳なさそうにしている。


「ありがとう、今年もよろしくね。お兄ちゃんを☆」


「はい、こちらこそよろしくお願いします。」


ふふっと笑いながら、おば様は、陵を見る。陵は、んっ?とした表情を浮かべながらこちらを見ている。おば様はにこにこしながら


「玲菜ちゃんが早くウチの子になってくれたらいいのにー。お兄ちゃん早くプロポーズしちゃいなさいよー。」


と陵に言った。


ぶっーッ


あたしと陵とおじ様は、びっくりしてお茶を吹き出した。


「お…おばさま!!」


『おふくろ!!』


『マ…ママ!!;;』


ついでに声まで重なった。



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