女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『いぃ~ち!』
ドンっ!
ぐっ……
『浩平!お前は体当たりしかできないのか』
『んー?もう昼なのにぼーっとしてる人に言われたくなーい』
ぼーってなんだょ
ぼーって
…て、もう…昼?
周りを見たらもうみんなご飯を食べ終えてた
まじ?
気づかないとかどんだけ考えごとしてたんだょ
てか
『俺先生に当てられてなかった?』
それ心配だょなぁ
成績のこと考えてて成績に響くことしてちゃ
『当てられてたな』
俺の机にひじをついて腰を落とす
下から見られんのゎ
なんか新鮮だな
『まじ?』
『おぅなんべんも名前呼んでんのにぼーっとしてるから呆れてた』
ぅうわぁー…
やっちゃったょ
『で!何考えてた?』
とっかかるように聞く浩平に
『なにが?』
と答える
『ぼーっとしてたってことは考えてたんだろ?あ!成績の差のこと?そっかぁ俺天才だからなぁ~』
次から次に言葉がでてくる浩平
『おい!しゃべらせろ』
『ま…まだまだ道のりはある!』
少し浩平を睨みつけた俺に少し苦笑いでガッツポーズの浩平
道のり…ねぇー
四百なんて数字とうていたどり着かない
三百も難しいッてのに