女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
昼休みになって俺は教室に戻った
んだけど
教室に入ったときに俺の前で二王立ちしてる浩平がいた
浩平はギロって俺を睨んでた
『壱…お前授業サボってなにしてるんだよ』
『ぅ…』
授業サボったぐらいでー…って、だめだよなぁ
浩平は勉強のことになるとこの頃すごくやっかいになる
『帰ったらみっちり勉強だ』
それだけ言うと高橋のところに行った
勉強…って
みっちりって、いつもみっちりやってんじゃん!
なんて言葉は心ん中にしまうけど
でも勉強なぁ…
おぃー…
俺は急いで飯を食べて高橋と浩平のところにいく
『峰岸になんて言われたんだよー』
高橋が俺を見てちょっと笑っていう
『お前には負けねぇだって』
『へ~頑張れ』
ニヤリと笑う浩平
聞いといて
頑張れってなにをだよ
『神崎君』
『お…?』
後ろを振り返って返事をする。いたのは立川
『大丈夫だった?』
心配そうな表情でみる立川
大丈夫…?あぁ峰岸のことか
『大丈夫』
『なんの話しだったの?』
なんの話しって……
立川の話しなんだけど
言えるわけないじゃん
『ぃやぁ…んー』