女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



昼休みになって俺は教室に戻った

んだけど

教室に入ったときに俺の前で二王立ちしてる浩平がいた


浩平はギロって俺を睨んでた


『壱…お前授業サボってなにしてるんだよ』


『ぅ…』


授業サボったぐらいでー…って、だめだよなぁ

浩平は勉強のことになるとこの頃すごくやっかいになる


『帰ったらみっちり勉強だ』


それだけ言うと高橋のところに行った

勉強…って
みっちりって、いつもみっちりやってんじゃん!
なんて言葉は心ん中にしまうけど


でも勉強なぁ…
おぃー…


俺は急いで飯を食べて高橋と浩平のところにいく

『峰岸になんて言われたんだよー』


高橋が俺を見てちょっと笑っていう


『お前には負けねぇだって』


『へ~頑張れ』

ニヤリと笑う浩平
聞いといて
頑張れってなにをだよ


『神崎君』


『お…?』


後ろを振り返って返事をする。いたのは立川


『大丈夫だった?』


心配そうな表情でみる立川

大丈夫…?あぁ峰岸のことか


『大丈夫』


『なんの話しだったの?』


なんの話しって……
立川の話しなんだけど
言えるわけないじゃん


『ぃやぁ…んー』




< 115 / 318 >

この作品をシェア

pagetop