女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『こ~うへい!!』
ドカッ
『あり?浩平?』
前の仕返しをするために浩平の部屋に来てベッドに倒れこんだ
のはいいけど
浩平がベッドにいねぇ?俺は布団をめくる
ドカッ
『ぅっわ!?』
いきなり背中に重圧がかかる
背中が潰れるぅー…
『壱ちゃーん何のつもりかなぁ?』
上から浩平のポキポキという手の音が聞こえる
『浩平!背中に乗るな!潰れるぅぅ……』
『こーちゃんには適わないのよ♪』
またおねぇ言葉かよ…
やっと背中の上から浩平がどく
くそー…
なかなか上手くいかねーんだょな
次こそ絶対成功させてやるしな
打倒!浩平!!
『二人共ー!遅刻するわよー?』
下から浩平の母親が俺らを呼ぶ
『さ、行くぞ壱』
俺の頭を思いっきりおして出ていく浩平
って着替えるの早くね??
いつのまに
マジックかよ…
あ!
んなこと考えてる暇ねぇし
遅刻する!
俺ゎダッシュで階段
をおりて浩平を追う