女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『だから俺は上なんて目指さねぇのわかった?』
浩平は俺を見て言う
俺はおう!と言ってノートに目をうつした
俺だって高校生活楽しみたい!だから絶対合格する!
浩平に教えて貰ってること無駄にしないように
俺なりにも頑張ってみよう
『壱おはーテスト判定でた?って…壱?』
高橋が俺の目の前で手をふる
俺はボーゼンとしてるなんでって?
それはさっき高橋が言ってたテスト判定
朝ポストに入ってあった
ドキドキしながら朝判定を確かめた
でも判定はCー…
あと少しでBだったらしいけど……
絶望だった
昨日、頑張ってやると心に決めた途端にこれ…
高橋に判定結果を見せたら高橋は
大丈夫だろー?壱なら大丈夫だよ
そう笑って言った
高橋の判定結果は
Bだった
俺よりはるかに上に感じた
テストは難しいなんて言うけど
実際は本番も難しいって言う
浩平には朝ちゃんと報告した
浩平は
『ま…あと少しだな』
そう言った
浩平がそう言ってくれたんならあと少しなんだと思うけど正直焦ってる
その時に浩平のをチラッと見たけどもちろんAだった