女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
本当に浩平の本心が立川の言うとおりだったら
浩平に対して俺は自分の信頼を壊したことをしたのかもしれない
今さら気づいて
しかも俺は自分で気づけなくて
こんなんだったら
浩平のライバルにはなれないよな
ほど遠いよな、
なぁ…浩平……?
『神崎君…そんなに深く考えない方がいいよ?自分の思ったとうり言えばいいんだよ♪ね?』
『お…ぅ』
ほんと……
立川には何回も助けられてる
まぁ…そういうとこに惚れたのもあるけど…
って、今はそれを考えるんじゃないよな
俺は立川に礼を言った
『じゃあ…帰るね?』
『あ…待った、送る』
少し顔をそらして立川に言う
じかに立川を見てなんて言えないし
恥ずかしくてさ
『うん、ありがとぅ』
俺と立川は鞄を持ち二人だけだった教室をでて学校を出る
送る途中も立川は励ます?ってか応援してくれた
浩平とケンカしたのは久しぶりだけど
本心でぶつかりあえたらそれはいいことなんだと思う……
なんかキモいな俺……
『送ってくれてありがとぅ♪じゃぁ…また明日ね』
立川は手を降って家に入っていった
俺は元来た道を戻って家に帰る